05733-191224 西尾さん開発の「キーレイアウト」アプリがめっちゃ便利で早速「shioシフト」のレイアウトを作図
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いつも技術的なことをたくさん教えてくださる西尾 泰和さん(/nishio)が、「キーレイアウト」を簡単かつきれいに描くwebアプリを作ってくださいました。まさにこういうのが欲しかったから感動!! どうもありがとうございます!! といっても彼はご自身で使うために作ったものを公開したとおっしゃっています。ありがたく使わせていただきます。 https://gyazo.com/c9bc3a2aa047718c7bb474f38a44267e
そのコードは下記。コピペすれば上記の配列表を描けます。
code:React App
["? 1", "/ 2", "〜 3", "「 4", "」 5", " ¥", " [6", " ]7", " (8", " )9", " 『0", " 』ー ", " ^", "ぁゐ。 ", "え か", "り た", "ゃ こ", "れ さ", " 「", "ぱよら", " にち", " るく", " まつ", " ぇほ", " 、", "を う", "あ し", "な て", "ゅ け", "も せ", " 」", " みは", " おと", " のき", "ぽょい", " っん", " :", "ぅゑね", "ー ひ", "ろ す", "や ふ", "ぃ へ", " _", "ぷぬめ", " ゆそ", "ぺむ、", "ぴわ。", " ぉ・"] きちんとやれば3日で身につきます。実際、西尾さんもあっという間に親指シフトでタイピングできるようになっています。素晴らしい。
親指シフトを練習する方法などはこちらに掲載しております。
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ローマ字入力でどんなにタイピングが速い人でも遅い人でも、タイピングの原理を変えればさらに速くなる。ローマ字入力と比較して約57%の押鍵回数で同じ文章をタイプすることができるから、親指シフトはローマ字入力より効率的。 たとえば「かきくけこ」と入力するのにローマ字入力なら10押鍵。親指シフトなら5押鍵。「がぎぐげご」でも同じ。「ぱぴぷぺぽ」でも同じ。押鍵数50%。半分です。「きゃ」の場合はローマ字入力で3押鍵、親指シフトで2押鍵だし、「あいうえお」はローマ字入力でも親指シフトでも5押鍵なため、完全に半数(50%)にはなりませんが、それでも一般的な日本語の文章を書く場合、統計上、トータル約57%の押鍵数で済む。
階段を幼児のように1段2歩ずつ昇降するのがローマ字入力の感覚。大人が1段1歩で昇降するのが親指シフトの感覚。いったん1段1歩で昇降できるようになったらもう1段2歩で昇降するのはもどかしい(というかする気にもならない)のと同じで、親指シフトを知ったらもうロー マ字入力する気にはならない。ローマ字入力、今でもできますし、充分に速いですが、あまりにももどかしくてローマ字入力する気にはならない。
親指シフトは「1音1押鍵」。日本語の音と押鍵が1対1で対応しているから、頭に浮かぶ日本語のリズムそのままにタイプできる。キーを押す音が日本語のリズムにほぼ合致しているので「喋るがごとく書く」感覚。「言行一致」の気持ちよさ。 ペンで紙に手書きする際、日本語を日常的にローマ字で書く人は少数派でしょう。shio.iconはお会いしたことがない。なのになぜ、タイピングはローマ字なのか。
一般的なオフィス業務の多くは「文章を書く」作業を含むから、タイピングの効率が上がれば業務の効率が上がる。労働生産性が上がる。同じ文章をより早く書き終わることができれば推敲に時間をかけられるし、別の仕事をしたり、遊んだり。
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その「親指シフト」の配列を少し改変して「shioシフト」を作成したのは既報のとおり。 当初、そのレイアウト図を作りたかったけれど、簡単にはできない。既存の表に書き加えて暫定版を公開しておりましたが、西尾さんがこのアプリを作って公開してくださったおかげて、綺麗に描くことができました。本当にありがたい。
誰でも自分の好きなレイアウトに変更していい。一般的なレイアウトをそのまま使う必要はない。自分の好きなように改変して使いやすくすればいい。shio.icon自身、そのような価値観に至るのに時間がかかりました。親指シフトのレイアウトを改変することに先日まで躊躇があったけれども、とうとう改変を加えて「shioシフト」を考案しました。誰かが作ったものを尊重することと、それを改変することは別。敬意を持ちつつ、さらに自分の個性を加えて新たな表現をし、必要があれば公にすればいい。誰かが作ったものを尊重する気持ちとそれに改変を加えて新たな表現をすることは、同一線の延長にある。創作に対して敬意を覚えるなら、自分もまた新たな創作をすべし。それが「オマージュ(hommage) 」、「tribute」というものです。
表現は自由。著作権法の基本的な発想です。
人は自由。民法の基本的な発想です。
その両方を教えているshio.iconこそ、それを実践すべき。
shioシフトで日々タイピングしている今、それ作って、本当に良かったと実感しています。 知的財産は使って初めて価値が出る。使われて初めて価値が増す。
知財って面白い!!
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